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面接のコツ 〜自信は“準備”から生まれる〜

転職活動で避けて通れない「面接」。緊張してうまく話せなかったり、何を聞かれるか不安になったりと、悩みは尽きません。ですが、私がいろいろな面接を経験してたどり着いた結論は一つ。面接は「準備」がすべてだということです。

準備で“引き出し”を増やす

面接が苦手だった頃の私は、とにかくぶっつけ本番で挑んでいました。
当然、何を聞かれても言葉に詰まり、用意した自己PRすら頭から飛んでしまう始末。

でも、ある時から「どんな質問が来ても答えられるように、引き出しを用意しておこう」と思い、徹底的に準備をするようにしたんです。

担当のエージェントさんに想定問答集を作成して頂き、志望動機やネガティブに聞こえないように工夫した退職理由、具体的なストーリーに基づいた実績や経験など、これでもかというほどの入念な準備を実施しました。

これだけで、面接中に「あ、これ話せるな」という安心感があり、気持ちの余裕が生まれました。準備は自信になります。自信があれば、緊張も自然とやわらぎます。これは私自身が何度も実感したことです。

緊張をゼロにする必要はない

もちろん、どれだけ準備をしても、本番は緊張するものです。
でも、緊張しているからこそ相手に誠意が伝わることもあります。

「緊張していてもいい」「うまく話せなくても、準備してきたことは伝わる」と思うだけで、ぐっと心が楽になります。
そして、面接で何か失敗したと感じても、あまり引きずらないことが大切です。

私はある面接で、自分でも「ちょっと空回りしたな…」という感覚があったのですが、
そのときのネクタイの色が少し派手だったことを思い出して、「今回はネクタイの色が悪かったな」と、半ば冗談で自分を励ましました。
次の面接では、少し落ち着いた色のネクタイを選び、それだけで不思議と気持ちも切り替わったのを覚えています。

面接は“慣れ”と“前向きさ”がカギ

最初のうちは緊張して当然。でも回数を重ねるうちに、面接官との会話の“流れ”が見えてくるようになります。

大切なのは、うまくいかなかった経験を「ダメだった」と終わらせず、次に活かすこと。
反省はするけど、自分を責めすぎない。
それが、面接において一番大切な“前向きな姿勢”だと思います。

面接のコツは、完璧に話すことではなく、準備と心構え。そしてうまくいかなかったときは、「ネクタイのせいにする」くらいの軽やかさが、次の成功につながるかもしれません。

転職=逃げ?と悩んだ経験

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